【全23本】2026年5月ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンだったアレコレ

2026年5月に私が出会った、DEIに関係するニュース、映画、本、イベントなどについて日付ごとにまとめています。
草冠結太 2026.06.01
誰でも

5月1日(金)荻上チキSession「【特集】注目の車いすラグビー!パラスポーツの魅力とその課題(池崎大輔、藤田紀昭)」

TBSドラマ「GIFT」でも注目されている車いすラグビーについての特集。車いすラグビーは、メッセージ性の高い競技で、いろいろなアングルで楽しめる、味わえる競技とのこと。まさに。そして話は車いすラグビーだけでなく、パラスポーツ全体の話へ。とても勉強になる回だった。日曜に開催されるジャパンパラの大会も観戦に行きたいと思ってる。

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5月3日(日)Eテレ「麦先生と心のラジオ」

こういう番組のために、私は受信料を払っている。トランスジェンダーとして、教師として、“自分らしく生きる”大切さを子どもたちに伝えたいと語る麦先生と、小学6年生の児童たちに半年間取材した記録。彼のクラスでは、ラジオネーム(匿名)で「自分の悩み」「クラスの課題」などを募集し、意見交換する「心のラジオ」というユニークな授業を行っている。そこから見えてくるものとは、子どもたちの成長とは。最高すぎた。子どもたちの悩みをきいていると、大人と変わらないことに気づく。それを剥き出しにしてくれるのは、等身大の自分をさらす麦先生ならではの魅力なんだろう。あー見応えが凄まじかった。妻にも勧める。

5月3日(日)2026ジャパンパラ車いすラグビー競技大会 3位決勝戦 カナダ vs フランス

あーいい試合だった。一点差のデッドヒート。ほんとに最後1秒まで油断できない戦い。解説者も「車いすラグビーでいちばん面白い展開。熱い!」と言ってたし、まさにその通りだった。海外のチームには、その国に合ったBGMやコールが用意されているのも良かった。そもそも解説が初心者向けの内容になっていて、端的かつ効果的。とても面白い試合だった。

2026ジャパンパラ車いすラグビー競技大会 決勝戦 日本 vs アメリカ

いい試合だった。決勝の相手は、明らかに体格差のあるアメリカ。重戦車軍団を相手に、日本は第一ピリオドを13-10で薄氷のリードで終了。第三ピリオドまで一進一退を繰り返しながら優勢を保ちつつ、いよいよ最終ピリオドへ突入。日本はとにかく運動量がすごい。相手選手にプレッシャーをかけるスピードや、ルーズボールを追いかける執念をみると分かる。それがジワジワと点差を広げ、勝利を確かなものにしていく。頼もしい。敵に回したくない、と思ってしまうほど、ホントに強いチームの試合運び。でもそこは強豪・アメリカ。防戦一方なわけがなく、エキサイティングな展開に。結果、9点差で日本の勝利。あー面白かった。ちなみにアメリカチームのキャプテンは、女性選手。筋肉の塊みたいな男性選手を従えて、先陣を切っている姿がマジでかっこいい。

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5月7日(木)6月公開の映画「熱狂をこえて」

1994年に日本初のプライドパレードを実現させた、活動家・南定四郎の半生を追ったドキュメンタリー。6月26日から公開となっているけど、シネマート新宿では先行して6月5日から上映になるみたい。私は毎年、渋谷のパレードに行っている。タイミングさえ合えば妻や娘と一緒に。あの巨大なパレードが今も続いているということは、先人たちが礎を築いたということでもある。社会性の高いイベントであるならなおさら。この映画、必ず見なくては。

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5月8日(金)東京プライド2026が6月6日(土)と7日(日)に開催

アジア最大級のLGBTQ+の象徴となるイベントが今年も開催。東京・代々木公園で。パレードは7日(日)の12時からスタート予定。去年は娘の都合があわずに一人で行ったんだけど、今年は一緒に行きたいなぁ。学校でも性の多様性について配慮されるようになっている。そろそろ性教育の授業も始まるはず。それがどんな内容だとしても、社会に地続きになっているということを、親子でちゃんと学びたい。何よりお祭り感があって楽しいしね。

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5月11日(月)難民・移民フェスが6月6日(土)に開催

難民と移民を知る・関わる・応援するチャリティフェス。今年も開催だね。私はほぼ毎年いってる。今年も行こうと思っている。私の地元には、たくさん外国からの人がいる。自宅のお向かいさんもそうだし、娘の教室にもたくさんいる。たぶん1割くらいは外国からの子どもたち。だから、ちゃんと考える必要があるんだ。このイベントはいつもピースで、楽しくて、美味しい。FUNIさんのMCやラップもすごくいい。今回は練馬の公園での開催ではなくて、神谷町の教会で。どんな催しになるのか楽しみ。

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5月12日(火)東京新聞「かつてIT社長、今は詩人でラッパー 在日コリアンのFUNIさん、社会の不条理にマイク一本で立ち向かう」

私の好きなラッパー、FUNIさんの記事。氏のパフォーマンスは出来るだけ生で見ようと、イベントなどに行っている。ZINEも持ってる。彼のリリックはシリアス、そしてコンシャス。ヒップホップで大切なのは平和、連帯、愛、そして楽しむことというけれど、怒りもとても重要な要素であることは間違いない。それは個人的なものもあれば、社会的なものもある。氏のラップには両方あるんだ。 

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5月13日(水)AERA Kids Plus「盲目の芸人・濱田祐太郎が語る“一人遊び”を極めた子ども時代 「小学校でも盲学校でもなじめなかったので、目が見える・見えないは関係なかった」」

とても面白い記事だった。私は濱田さんのフェアな視点が好き。「僕が学校になじめなかったのは「目が見えないから」ではなくて、性格上の理由からだと思います」。なんでもかんでも障害と関連づけたがるのは、もしかすると周囲のほうなのかもしれない。そういう意味でも、「障害は社会の側に存在するもの」なのだろう。「無理やりグループを作られるのが、一番嫌かもしれないです」とも。あちゃー。。。私は娘に、みんなの輪に入れない子がいたら君が声をかけて、と言っている。実際、教室では実践しているらしい。でも、それも余計なお世話だったりして。。。それもやはり対話なんだろうなぁ。難しいなぁ。

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5月14日(木)AERA Kids Plus「芸人・濱田祐太郎、盲学校の修学旅行は“札幌ドームで野球観戦”「白杖訓練をしたり、30代の同級生がいたり…そんな場所でした」」

今回も学びの多い記事だった。話は、濱田さんの学生時代から今の教育、そしてデジタル社会へ展開。氏の個人的なエピソードはあれど、大上段に構えた「論」はない。それがいい。あくまで等身大。そして徹底的に笑いのめす、芸人さんとしての感性のみ。だからこそ”見える側”であるこちらと地続きの話だと直感的に理解できるし、興味も共感もわく。今月末の間寛平さんとのライブも配信チケット予約してある。楽しみ。

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5月15日(金)カンテレNEWS「人を救う傘『サイレントアンブレラ』 視覚障害者が歩く時に重要な「周囲の音」を雨音で遮らない 18年かけて開発「難しかった」と傘職人」

これ、視覚に障害のある人から聞いたことある。雨の日は本当に困るらしい。濡れた道は白杖の感覚も変わるし、そのうえ音までノイズだらけだと八方塞がり。この傘は、本当に素晴らしい。職人さんの腕と心意気にナフリスペクト。でも一本が約二万円らしい。だって手作りだもんね。「社会的に買いやすい補助金などの制度があればいいなと思う」とのコメントも。まさに。税金を是非こういうところに使ってほしい。

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5月18日(月)週プレNEWS「盲目の芸人・濱田祐太郎が語る、バラエティやドラマなどテレビの現場で支えてくれる人たち」

この連載、とても面白い。視覚に障害のある濱田さん。芸人さんとしての活躍の裏に、どんなサポートがあるのか。映画の音声ガイドを作ることもある私としては、とても勉強になった。ひとめに触れる仕事。だからサポートの様子がそのまま表に出ることもある。おそらく濱田さんとサポートする人の間でも、すり合わせやコミュニケーションがあるはずで。合理的配慮とかいうけれど、結局は対話を積み重ねるしかなく。それがよく分かった。ちゃんと笑いどころが随所にあるのも、読んでて楽しかったよ。私もこのくらいの気軽さで、人をサポートできる人間でありたい。

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5月19日(火)THEATRE for ALL「作品と響き合う情報保障とは?」

非常に参考に、そして刺激になる記事だった。私も映画の音声ガイドを制作したことがあるし、これからもしていきたいと思っているので、この「作品と響き合う情報保障」という観点は、とてもよくわかる。映画の音声ガイドは、視覚障害者の方を対象にする場合、映像に込められた膨大な情報から知らせたい情報を言語化して抽出する、という“絞る”作業になる。これが聴覚障害のある方向けだとしたら、異なるアプローチになるだろう。でもそれは、情報保障や作品の魅力を伝える点で同じゴールでもあるはずで。情報保障やアクセシビリティというのは奥深いし、何より作品の魅力を深く掘り下げると言う点で、そして人の認知を考えるという点で、作っても面白い。

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5月20日(水)荻上チキSessin「岩橋恒太さん〜HIV/エイズの今〜」

まもなく6月、プライドマンス。私はいまLGBTヒストリーブック日本編という本を読んでいる。セクシュアルマイノリティの日本における活動の歴史の本。だからこの回も、少しながら背景を知りながら読んだ。感染症もそうだし、災害もそうだけど、何か大きな災いがおきたとき、標的にされるのはマイノリティ。HIVもそんな歴史をもっている。それがいまどのような地点にいるのか。効果的な治療法が確立された今、どのような選択肢があり、アクセスできるようになっているのか。われわれの理解は進歩しているのか。とても勉強になった。

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5月21日(木)【『いるのに、いない – The Presence』】愛の物語集|第五章「雨の日に出会った。でも、これからはずっと晴れ。」|Taiwan|LGBT|OURS Film Studio|

アジアで最初に同性婚が法制化した台湾の、ゲイカップルの映画。結婚している二人に起こる出来事を描いた30分。RYOJIさんのオススメで知った。ネタバレ注意な作品なので多くは語れないけど、とても素敵な映画だった。私は妻と見ていたのだけれど「これ、台湾やろ」とすぐに見抜いていた。彼女曰く、台湾は垢抜けていてセンスがいいから、ルックですぐにわかるらしい。「京都のおしゃれカフェの雰囲気あんねん」と。なんとなくわかる気がする。とはいえたんなるオシャレ映画ではなく、いろいろ考えてしまう。二人が結婚指輪をしていない理由とか。日本語字幕をつける時に「僕」を使うか「俺」を使うか「私」を使うか、どうやって決めたんだろうとか。国設定が同性婚が法制化されていない日本だったらまったく違う展開・お話になっていただろうなとか。ただ、同性愛そのものと悲劇性を安直に直結させていない語り方が好きだった。一日も早く同性婚の法制化を。

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5月22日(金)SBC信越放送「「日本でも『ふうふ』になりたい」日本人とフランス人の同性カップルが訴え 長野県の弁護士らが支援 フランスでは認められている「同性婚」 日本では…」

海外ではすでに結婚されていることをファクトにしつつ、日本国内でもふうふに、という訴訟。清々しい記事だった。フランスでも当初は日本にソックリな反対が巻起こったとのこと。でも「猛反対していた人たちは今聞くと、同性婚は当然のような存在で、どうでもいいことになっている」だってさ。こういう国際的な観点からも、先行事例ができるといいなと思ってる。結婚の自由をすべての人に。

5月22日(金)「6/7まで同性婚実現のために最高裁判事にYESの声を届けよう」

いま署名した。同性婚の各種世論調査では半数〜70%が賛成。東京を除く各地の高裁も法の不整備を違憲と判決。同性婚は選択肢。無関係・無影響な人が狭めちゃダメ。私は無関心はやめようと思ってる。結婚の自由をすべての人に。

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5月25日(月)Spotlite「視覚障害者のスポーツ「ブラインドマラソン」とは?ルールや伴走についても解説」

毎朝ウォーキングをしている。この季節は少しずつランナーが増える。中には聴覚障害のゼッケンをつけている方もいる。でも視覚に障害のあるランナーはどれくらいいるのだろう。いるのかもしれないし、いないかもしれない。いずれにせよ伴走者と一緒に走っている方は見たことがない。もっと増えるといいのだけれど。同行援護って、意外と幅広く対応してくれるとのこと。実は私も今「同行援護」の勉強をしようかどうか迷っている。たしか3万円くらいかかるんだよな。。。人の安全を預かるから必要経費ではあるけれど。

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5月26日(火)沖縄タイムス「性的少数者の活動家描く 当事者支えた南さんの半生 映画「熱狂をこえて」 那覇で試写」

映画「熱狂をこえて」6月5日から東京・新宿で先行上映。同月26日から各地での上映が始まる。沖縄での上映は7月25日なのに、三ヶ月も前から沖縄タイムスで記事になってた。注目度が分かる。今「LGBTヒストリーブック 日本編」という本を読んでいて、南定四郎さんのお名前もたびたび出てくる。来週末の東京プライドにも行くつもりだけど、南さんのような先達がいたことを知ることができてよかった。セクシュアル・マイノリティに関するニュースは日々流れてくるけれど、だからこそ折に触れて歴史を振り返ったり、学んだりしないといけないと思ってる。それは戦いの歴史の、最前線についてのニュースだということを知っておかなくてはならないから。

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5月27日(水)Spotlite「「視覚障害者をどうサポートしたらいい?」パラ陸上の銀メダリスト福永凌太選手が答えてくれました。」

銀メダリストパラリンピアン福永選手のインタビュー。映画の音声ガイドを作ったりもする私としては、とても知識がアップデートされるというか、解像度の上がる内容だった。「症状や注意すべき点の多様さから考えれば、もはや一人ひとりが別の障害」「最初に聞いたことだけではなく、その都度コミュニケーションをとり修正していく」「コミュニケーションを頻繁に取り、「この場面では」「この人には」頼ってもいいんだという経験と場づくりが必要」。まさに。私に必要なのは実践だ。

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5月28日(水)東京新聞「「LGBT理解増進法」施行3年、なぜまだ基本計画が作られない? 議連会長・岩屋毅氏が目指す社会の姿は」

私は前向きな印象を受けた。かつては同性婚に反対だった岩谷氏のインタビュー。政府や立法府の後手。自身のかつての理解不足と学び・経験による意識の変化。政治の責務と多様性ある社会への展望。読んでて正直、安心を感じてしまう自分がいた。こういう議員さんが自民党にもたくさんいるといいのだけれど。実はけっこういるんじゃないかな。と、信じたい。オメデタイのかもしれないけど。

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5月29日(金)毎日新聞「トランスジェンダー「肯定的」7割 差別氾濫のSNSとギャップ」

当事者団体「Tネット」が今年4月に実施したインターネット調査で、トランスジェンダーに肯定的な意識を持つ人が7割以上に上ることが明らかになった。とてもいいことだと思う。とはいえ、ネット上では差別表現やヘイトが飛び交っている。そのギャップについても調査では触れられていて、記事にもなっているはずなのだけれど、有料なので読めず。Tネットの公式サイトにも調査結果が公開されてないんだよな。。。早く読みたい。こういう調査は、一次情報に当たるのが大事。

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5月30日(土)「間寛平Presents 濱田祐太郎が今年も見せる!?盲目の新喜劇」

寛平ちゃんの新喜劇。盲目の芸人・濱田祐太郎さんが去年に続き二度目のフィーチャリング。めちゃくちゃ面白かった。家族と配信で見たんだけど、遠慮なしにゲラゲラ笑った。タップというギミッも、とても効果的に演劇性を高めていた。YouTube世代の娘もばっちりハマってた。一方で、やっぱとろこどころにある無意識で無邪気な差別発言とか、容姿いじりとか目につく。気になる私は、あの場では神経質と言われるのだろうな。笑いはコミュニケーションにおいて、とても重要で有効。エンターテイメントも自由・多様であるべき。でも、あのノリを真似するのは危険。楽しげで朗らかでほのぼのしてるから、なおさら。娘には注釈つけとこ。それは家庭の役目。

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