【全25本】2026年2月ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンだったアレコレ

2026年2月に私が出会った、DEIに関係するニュース、映画、本、イベントなどについて日付ごとにまとめています。
草冠結太 2026.03.01
誰でも

2月2日(月)朝日新聞社「朝日新聞社員の森宏明 ミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会に出場決定」

記事ではなく、朝日新聞の社としてのお知らせ。社員パラリンピアンの出場を知らせるもの。報道機関のこういうスタイルの発信、初めて見た。珍しいかも。かつてパラスポーツは「生活面」だった。それが今やちゃんと「スポーツ面」に載る。他のメディア企業もどんどん雇用して、どんどん活躍してもらって、どんどん報じたらいい。お互いの選手を応援しあう報道を展開すれば、新しいスポーツ報道のスタイルが見えてくるかも。次世代へのエンパワーメントにもなる。森選手には頑張って欲しい。

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2月3日(火)荻上チキSession「【特集】シリーズ衆院選2026〜多文化共生・各党比較(橋本直子)〜」

とても参考になった。こういう特集、本当に大切。外国人移住者・居住者に関する公約を比較しながら、デマや誤解に対してデータをもって訂正している。恐怖心はありもしない事柄、つまり見えない敵に対して抱かれる。だから「怖い怖い」と言っている人は、気持ちもわからなくもない。ちゃんとした出処のデータで誤解が解けることもあるだろう。本当に怖いのは、その恐怖心を利用して自分達に都合よく煽っている人たち。恐怖訴求はいちばん効くから。これ、他のマイノリティに関する事柄にも、そのままそっくり応用されていることにも気づく。選挙時だけでなく、知っておくべきことがたくさん含まれている回だった。

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2月4日(水)こここ「池田幸雄さん、池田ヤヲ子さん【織物職人】 働くろう者を訪ねて」

好きなシリーズ。今回も素敵な記事だった。縦の糸はあなた横の糸は私、を地でいく、めちゃくちゃキャリアホッパーなご夫婦。まさかラストで笑えるとは。静かで賑やか。機織りのようなお二人だった。そして今回は、織物と機織り機も主役。なので動画も見応えあり。編み物をやってると、近接ジャンルである織物にも興味が湧いてくるんだよな。

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2月5日(木)中央日報「トランスジェンダー、今回の五輪が事実上最後の大会…性的少数者は44人以上出場」

ミラノは従来規定が適用される最後の五輪になる。今後はトランスジェンダー選手の参加が厳しく制限される見通し。かつては「生物学的男性の骨格と筋力を持つ選手と競うのは明らかに不公平だ」との声も。うーん。気持ちはわかる。一理あるのもわかる。命にかかわる競技もあるし。でも、そこで止まっちゃダメな予感がある。じゃぁ女性の中での違いは?という疑問が浮かぶんだ。性別という定規では語れないほど肉体的に恵まれた人っているよね。明らかに中央値から離れた、肉体偏差値の突出した人。五輪のような超フィジカルエリートばかりの大会ならなおさら。そういう人はどうするの?トランスジェンダーの人だけ槍玉に上げるの、フェアじゃないよ。IOCはどう考えているのか、とおもったら去年11月の記事があった↓

2月5日(木)トランスジェンダー選手は五輪で女子競技禁止の方針 IOC、英報道

「IOCは性別ごとの出場資格は各競技の国際統括団体の判断にゆだねてきた」。しかし「調査結果では、数値を下げても身体的な優位性が残るとの見解が示された」。私は今も、スポーツ大会規定におけるトランスジェンダーの考え方について、正しく理解できていないと思う。いろいろ調べたのだけれど、どの文献・書籍も「継続的な検討が必要」で止まっていた。「トランスジェンダーは運動の機会を奪われている。まずは運動の機会をフェアにするところから」とも。もういっそ性別で分けるのやめて、記録の近い選手同士でグレード分けすればいいのに。すべての競技で適用できるともおもわないけど、かなりの競技で導入できるんじゃないか。選択の自由のない身体的な理由で一部のを制限するより、努力して勝ち得た数値や記録に基づいてオープンなルールを作った方が盛り上がるんじゃないか。女性選手が男性選手を打ち負かす。そんなシーンも増えるかもよ。

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2月6日(金)MARRIAGE FOR ALL JAPAN「【衆院選2026】発表!「各政党への公開質問状」回答結果」

これ参考にしたい。意外だったのは、各党の多くが賛成だったこと。与党である維新も同性婚に賛成かつ積極的。ぜんぜん知らなかった。調べてみるもんだ。超党派でまとまれば過半数に達するのでは。一方でガッカリさせられた党もあったよ。沈黙と論点ずらしで誤魔化せると思ってるし、国民が結婚することに社会の理解が必要だと言っている党もある。結婚は人権。社会の理解がないと人権はない、とでもいうのかな。私の人権も誰かの理解が必要なんだろうか。そんな社会こわいよ。憲法24条を根拠に検討を避けている自民党は、各高裁が「法制化されてないのは違憲」と判断した事実をどう捉えているんだろうか。それって司法の無視、立法の暴走なんじゃないか。今週末、東京は雪らしいけど、必ず投票に行こう。結婚の自由をすべての人に。

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2月8日(日)Netflix「ザイオン」

生まれつき下肢のないザイオン。アマレス選手の彼を追った11分のドキュメンタリー。下半身がないのにどうやって戦うの?いや、強いんだこれが。真正面から、彼の戦い方で。めちゃくちゃカッコよかったわ。あと最高の筋肉トレ映画でもあった。テンション上がる。あと最後に泣かすなよ。反則。

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2月9日(月)毎日新聞「街頭で聞こえぬ同性婚の訴え、当事者は疎外感…取りこぼされた争点」

今回の衆院選では、ほんとに同性婚や選択的夫婦別姓についての議題がきこえてこなかった。史上最短の選挙期間で、経済と外交が大喫緊の問題だということはわかるが、どさくさで黙殺された感が否めない。結果、同性婚に反対している高市自民党が圧倒。私は異性愛者で結婚もしている。同性婚が法制化されても、利用者にはならない。だからこそ、不利益をたまたま免れている私たちが勝手に失望してどうする。もっと大変な人、辛い人、たくさんいるから。「これまでに6件の高裁判決が出され、うち5件が「違憲」だった。唯一「合憲」とした25年11月の東京高裁判決も「このままの状況が続けば憲法違反の問題が生じることは避けられない」と指摘している」という事実は変わらない。おそらく今年は最高裁での判決も出る。そこで政府の人権意識が問われることになる。誰かが誰かの幸せに制約をもうける社会は怖い。いろんな局面に連鎖していくから。私はそんな社会はごめんだ。だからこそ、同性婚に賛成し続ける。

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2月10日(火)カンパラプレス「ミラノ・コルティナパラ旗手・小須田潤太、右ひじ骨折も雪上で調整「毎日できる最大限を」」

スノーボード選手は骨折してても出場する人が結構いる、とはきいたことがあったけど、本当だったとは。タフすぎる。それにしても、小須田選手のマシン義足がカッコよすぎ。パンツの裾を捲し上げているのもいい。おそらくスノボならではの膝の動きを機能化したものなのだろう。ゴーグルやヘルメット、横乗りのスノーボードとあいまって、SF感というか未来感というか。わかってるよ。本人が望んだことではないから、それに言及するのは褒めると貶すは同じこと、なのかもしれない。でもこの写真、明らかにかっこいいんだよ。スポーツにおいて、かっこいいは正義。本番の試合が楽しみ。

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2月12日(木)TBSラジオ「LGBTQ+が自分らしく生きる常設コミュニティスペース『Queer Space Tokyo』」

東京レインボープライドがNPO法人として常設コミュニティスペースをオープンしたとのこと。ここではいろいろな交流やプログラムが開講されていて、記事中ではその講座の一部が紹介されていたのだけれど、その少しだけでも実践的でとても学びになりそう。「ネイティブ講師と学ぶ!Queerフレンドリー英語学習コース【初級】」なんていうのも。LBGTQ+の方もアライもOKらしい。あ。これは俺のためのプログラムなのではないか。今度行ってみよう。

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2月13日(金)カンパラプレス「【ミラノ・コルティナパラ結団式・記者会見】団長、副団長、旗手が登壇 それぞれ決意語る」

ミラノ・コルティナパラは3月6日から。いよいよ3週間後!今さらJPCの公式サイトが公開されているのを知った。え。6競技79種目(前回78種目)だけなの?参加予定選手は665人(前回588人)。知らなかった。そして、放送・配信の告知がない。検索したら、どうやらJ:COMの地域アプリ「ど・ろーかる」などでみられるらしい。放送事業者が新しい試みとともに配信してくれるのは、とてもありがたい。素晴らしい取り組みだと思う。いまアプリも入れたし。でも、どうやらシェア機能がない。Youtubeでも配信ないのかな。それと地上波は何やってるんだろう。NHK ONEでは報道が始まってるけど。障害者手帳を持っている人の数は、人口の3〜4%。少数に思えるかもしれないけど、家族や関係者を入れたらすぐに10%くらいいくよ。スポーツが若年世代に与える影響は計り知れないから、今の数だけではなくて未来への年月でも考えるべき。受信料はこういうところに使ってほしい。

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2月16日(月)npr「A red hat, inspired by a symbol of resistance to Nazi occupation, gains traction in Minnesota」

やばい。この記事めちゃくちゃシビれる。米ミネソタで地元の移民コミュニティのために、手芸店が編み図を販売して募金を募り、40万ドル近くまで集まっているとのこと。ミネソタは米国でノルウェー人が最も多い州。この編み図は、かつてノルウェー人がナチスへの抗議として編んだものからインスピレーションを得たものらしい。発起人は「編み物はコミュニティを見つける素晴らしい方法であるだけでなく、抗議活動の素晴らしい方法でもあります」。「編み物愛好家は地域社会に貢献したいと思った時、自らの手で何かをするのだ」とラトガース大学の歴史学教授ウェンディ・ウォロソン氏は語った。スローガンは「ICEを溶かそう」。帽子だけにね。やっぱ編み物するのもヒップホップ。

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2月17日(火)こここ「邦画にも字幕は必要なんじゃないか」

邦画にも字幕をつけるの賛成。私は映画の音声ガイドをつくる講座を修了し、ボランティアに登録している。その過程でわかったのは、映画がかなり排他的な視聴環境のメディアだった、ということだった。音声ガイドは視覚に障害のある方のためのものだけれど、見える人も映画の解像度や理解度が上がる。邦画の字幕も同じことが言えるはず。難聴だったりろうだったりされる方のためのものだけれど、聴者だってセリフを聞き逃すことはあるし、それが重要な一言だったりする。私なんて、突発性難聴をやってから聴力がガタ落ちで、セリフを聞き取れないことがしばしば。字幕がついた邦画があったらそっちを選ぶ。とはいえ、鬱陶しく感じる人もいるのは理解できる。ならば、洋画の字幕版/吹替版のように、邦画にも字幕なし版/あり版を作れば良いんじゃないかな。日本語のヒアリングが苦手な外国の方も見やすくなるはず。選択肢は多い方が良いし、選択肢の数だけお客は増えるはず。

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2月18日(水)みんなのゴルフダイジェスト「HC3の都庁職員が支えた東京デフリンピック。「ゴルフへの恩返し」で奔走した運営の舞台裏【The Power of GOLF~障害者ゴルフ千思万考 #49】」

めちゃくちゃ面白かった。この時期までデフリンピックの関係者を追っている記者の見識の高さを思う。この内容もすごく面白かった。苦労話、手応え、感動、そして苦労話(笑)。話は人種差別にまで発展して、とても深みのある記事でもあった。

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2月19日(木)Netflix「This is I」

見た。私はとても好きだった。はるな愛さんの半生と、彼女の手術を請け負った和田耕治医師の生き様を描く。めちゃくちゃ明るくはっちゃける。でも社会的かつ深刻でシリアス。劇中で流れる昭和から平成にかけてのポップスもよかった。なにより俳優陣の演技たるや。とりわけ望月春希さんの演技が見事だった。今後こういった役どころは、トランスジェンダー俳優さんが担っていくのだろうけれど、今回はどうだったのか。劇中の年齢設定が10代から始まり、濡れ場もあり、トランス女性で、はるな愛さんを連想させられるルックス、などなどの条件が揃わないといけないとなると、今はまだ難しかったのかもしれない。いや、そもそも望月春希さんは自信のSOGIを公表してないか。する必要もないと思うけど。とはいえ当事者キャスティングの可能性を広げるなら、まず先に人材に活躍の場を広げることから。その点、この作品は大きな配慮があったように思う。いい役者さんたちがたくさん出てたよ。中村中さんも最高。いわんや斎藤工をや。医者がタバコ吸う時代だったよね。

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2月20日(金)朝日新聞DIGITAL「男子選手同士のラブストーリー、米国を席巻 カナダ発、共感の理由」

男子アイスホッケー選手同士の恋愛を描いたカナダ発のドラマ「ヒーテッド・ライバルリー」がアメリカで桁違いの大人気とのこと。無名俳優、口コミで爆発、同性愛嫌悪が根深いとされる男性プロスポーツの世界で弱さを隠さず相手の意思を尊重する二人、男らしさをアップデートする挑戦、相性バッチリの演技など。見たい要素しかないわ。トランプ政権下で性的少数者への風当たりが強まる中で「いまこそ共感を呼び、社会で必要とされている」。この現象がファンだけではなくて、政治やスポーツ団体、選手たちからもポジティブなアクションを引き出しているらしい。配信元はHBO。アマプラでも配信されてるけど、日本はまだみたい。配信されたら必ず見よう。

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2月22日(日)アフター6ジャンクション2「投稿コーナー 恋とカルチャー」

なんとも粋なエピソードだった。芝浦にあったGOLDという大箱クラブにまつわる話。ちょっと危なかっしくて、ドキドキして、時代の空気も感じられて。伏線があって、アンコンシャスバイアスにも気付かされるという、少し考えさせられるお話でもある。パーソナリティが必要以上に特別視しなかったのもよかった。とっさの瞬間に見識が出る。素敵。

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2月22日(日)U-NEXT「オアシス」

2002年の韓国映画。ムショから出た男と、脳性麻痺の女性のラブストーリー。素晴らしい演技だった。でも、うーん。これを素敵な話、良い話にしていいものかどうか。主人公の男性ジョンドゥが、どうしようもないヤツだけど優しい、という設定なのはわかる。でも、”どうしようもない”では片付けられないほど問題のある前科・言動が多くて、いまいち肩入れできない。さらに脳性麻痺の女性コンジュも、ちょっと都合良く描きすぎでは。それが設定や描写の甘さではなくて、彼女の弱みにつけ込んでいるように見えてしまい、後味が悪い。この映画は20年以上前の作品。そこから社会的なアップデートを経たいま鑑賞するからこその違和感とか反感なんだろうか。

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2月23日(月)東京都渋谷公園通りギャラリー「ふれあうやきもの」展

国内4福祉施設で行われている「やきもの」の制作に関わる、7名の作家の作品展。これが面白かった。とくに吉成洋平さんの作品。作品の質感とか量感とか迫力とかに惹きつけられて、とにかく触ってみたくなる。そして実際に触れる。娘と一緒に行ったんだけど、ふたりでうわー!すげー!って言いながら鑑賞できた。娘に「何がすごかった?」ときいたら「なんかすげー」と答えてきた。その”なんか”が大事なんだよな。いろんな人の、いろんな可能性に触れてほしい。それはきっと彼女が生きていく社会への解像度、ひいては自分自身への解像度を高めることにつながる。なんて思ったりした。

吉成洋平さんの作品。硬くて重くて冷たくて、とげとげしている。それが癖になる手触り

吉成洋平さんの作品。硬くて重くて冷たくて、とげとげしている。それが癖になる手触り

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2月24日(火)こここ「働くろう者を訪ねて 伊﨑淳子さん【そうめん職人】」

今回もいろんな意味でたまらん回だった。豚汁ととん汁のくだり、最高。あと、そうめんがとにかく美しい。そして美味しそう。それを支えているのはやはり職人さんなんだけど、そこには人から人へ伝わっていく技もあって。おばあさんの指のお話、とってもよかったな。あーそうめん食べたくなってきた。

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2月25日(木)東京新聞「「LGBTQに理解進んだ印象あるが、実態は…」 職場の取り組み、法律が施行されてもまだまだ不十分で」

認定NPO法人「虹色ダイバーシティ」の調査。LGBT理解増進法が施行されても、職場で研修や制度整備などの施策が進んでおらず、施策ゼロが過半数だったことが明らかになった。そもそもLGBT理解増進法は罰則のない理念法。理解増進の度合いを調べ具体的な改善策につなげるデータ取得に向いてない。つまり同法が改善を目的にしていない問題が顕在化している。理解と行動は必ずしも連動しない。そこで犠牲になる人たちもいる。だからこそ法律という仕組みがあるはずなのに。「管理職らは基礎知識を得て環境改善へ取り組む必要がある」と言っているけれど、管理職もまた管理されている。彼らに負担を押し付けるのは無理がある。そこはルールメイクできる経営陣の出番でしょ。正直、世の経営トップたちは、自社のメリットにならないことはやらない。人権感覚は二の次三の次。でも。いま社員を自社に引き止めに必死な会社ばかり。社員の幸福度向上に寄与することは、やって得しかないよ。

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2月26日(木)認定NPO法人 虹色ダイバーシティ「「LGBTQの仕事と暮らし白書2026」を公開」

2022〜2024年の3年間で累計6,593名を対象に調査。LGBTQの仕事と暮らしに関するアンケートを行い、経年変化と3年分の統合分析を実施。職場環境や生活の現状を白書にまとめた。全94ページの貴重なデータ。サマリーとしては、「LGBT 理解増進法」が成⽴した後も「施策ゼロ」の職場は 54.9%。2022〜2024 年で学校や職場でトランスジェンダーに関する否定的な⾔説の増加が⾒られる。学校や職場でカミングアウトする⼈は増えておらず、⾝近な場所での可視化が進んで いない。LGBTQ、特にトランスジェンダーで、メンタルヘルスが悪く、経済的に困難な状況。法整備が進むことで、LGBTQ 個⼈の⽣活の安定化と社会への可視化が進む可能性。「へー」では済まされない。これは私にとって友人・知人、同僚の話。家族の話でもあるかもしれない。データから読み取れるのは、状況が改善されてないこと。私もたかだか個人だけど、これを知れてよかった。明日からの言動もきっと変わる。今後このデータがあらゆるところで引用されることを願っている。私もことあるごとに引く。その他、国際動向データもまとまっている「NIJI BRIDGE」もとても勉強になる。

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2月27日(金)共同通信「オランダ最年少首相就任 38歳、3党連立少数与党」

史上最年少で、同性愛を公言する初のオランダ首相。素晴らしい。翻って日本は、と考えると暗澹たる気分になる。とか言ってる場合じゃない。誰に自分達の代表になってもらうかは、私たちにかかってる。セクシュアル・マイノリティを明らかにする候補者も、年々増えている実感もある。私の選挙区はどうか。いつも気にしている。国会議員だけじゃなくて、自治体議員も。それを続けようと思う。そして自分に投票してくれた人と、自分に投票しなかった人、その両方のために働けるリーダーが選ばれる時代へ。時代は変わる。変わらなかった時代などない。

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2月28日(土)rootus night「色をこえて青を見る」

エシカルメディアrootusさんのイベント「rootus night」に行ってきて。とにかく最高だった。楽しくて美しくて勉強になるプログラム。美味しいだけでなく、テーマに沿ったストーリーがあるフードメニュー。参加者の交流を自然に促す仕掛けと気配り。かなり緊張して行ったのだけれど、3時間なんてあっという間に過ぎた。あと、参加者の人たちがすごい人ばっかりでたまげた。とくに印象的だったのが、シビラ・パトリチア監督による、藍染をテーマにした約15分のドキュメンタリー映画『色をこえて青を見る』。職人さんの一人は色覚に障害があり。でもそこから先の奥深さがすごかった。藍を始め、日本文化の色彩もとにかく美しい。調べたらいろいろな賞を獲ってるみたい。納得。たくさんの人に観てもらいたい。

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2月28日(土)rootus night「方南ローカルグッドブリュワーズ」

エシカルメディアrootusさんのイベント「rootus night」で飲んだクラフトビール「方南ローカルグッドブリュワーズ」がとっても美味かった。どんな料理にも合うフットワークの軽さを感じる味わい。クラフトビールは個性的なものが多いけど、これはとても飲みやすい。このビールは、障がいのある醸造士さんたちが東京・方南町の醸造所で作っている。方南町でしか買えないらしい。作ってらっしゃる方にお話を伺い、感動と感嘆の連続。ストーリーごとノドごし最高。代表の坂野拓海さん、どこかで拝見したお顔だなと思ったら「ソーシャルグッドロースターズ」を立ち上げた方だった。すごくて内心のけぞったわ。

方南ローカルグッドブリュワーズ

方南ローカルグッドブリュワーズ

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