【全23本】2026年7月ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンだったアレコレ
7月1日(水)映画「となりのとらんす少女ちゃん」
今年の11月7日から上映開始、新宿から順次全国公開へ。やっとか!待ったわ。原作マンガは読んでる。出版社の紹介文には「トランスジェンダー当事者が確かに刻む、現代のトランスガールの肖像」とあった。とても面白かったから映画も楽しみ。コメディだって。フライヤーだけでかなり面白そう。しかも主演は「ブルーボーイ事件」の中川未悠さんじゃん!監督は「片袖の魚」「老ナルキソス」の東海林毅氏。俺どれも観てるから、ますます楽しみ。それにしても、映画って本当に時間もお金もかかるよねぇ。
7月2日(木)カンパラプレス「ロス2028パラ新競技・パラクライミング、8月1日に都内で体験会 目隠しや片足を使わない課題にも挑戦」
東京都のパラスポーツ応援プロジェクト「TEAM BEYOND」が、8月1日に東京で、パラクライミング体験イベントを開催。2028年のロスパラリンピックからパラクライミングが新採用になるのね。イベントでは“目隠し”や“片足を使わない”など、パラクライミングならではの課題にも挑戦できるらしい。娘と行こうかな。
7月3日(金)ロケットニュース24「【視覚障害者の日常】 “あっち、こっち、そっち” って結局どっち?」
とても興味深く読んだ。まさか「くだらないことをとことん追求」するメディア、あのロケットニュース24でこんな記事を読めるとは。内容は、白杖ユーザーであるTVプロデューサーさんの話。視覚に障害のある方をサポートするときの具体的なメソッドが、ユーモラスに書かれている。映画の音声ガイド制作者に登録している私も学ぶところの多い記事だった。
7月6日(月)【2026年度港区立男女平等参画センター助成事業(ジャンプ)】LGBT+の居場所カルチャー「BALLROOM」を知る2日間
BALLROOM(ボールルーム)とは、LGBT+当事者を中心に居場所づくりとして発展した、ダンス・ファッション・ランウェイの国際的な文化のこと。様々な立場や背景をもつ人々が集い、互いを理解し、尊重し、連帯する場。これは行きたい。すごく行きたい。いい企画するなぁ。
7月7日(火)こここ「働くろう者を訪ねて 伊藤ホサナさん【菓子職人】」
楽しみにしている連載。手話や指文字をモチーフにしたお菓子もあるのね。このお店行ってみたいな。妻と娘にめめ菓子工房の和菓子を食べさせたい。「事業計画書は日本語で作成する必要があり、悩みながら何度も書き直しました」という一言が印象的。今回もとても素敵な記事だった。
7月8日(水)朝日新聞「昨年創部の黒瀬特別支援が初出場 涙の2人に「これが高校野球だよ」」
去年創部した、広島の特別支援学校「黒瀬特別支援」の野球部。たった二人の部員が連合で、夏の甲子園の予選に出場した記事。朝から泣かすな!結果は、コールド負け。試合後に顧問は言った。「君ら、すげえよ。楽しかったか。悔しいか。これが、高校野球だよ」。選手たちにも親御さんにも先生たちにも、尊敬しかない。とにかく感動した記事だった。
7月9日(木)カンパラプレス「【学生がつなぐ、アジアパラ】「アジアナンバーワンが決まる瞬間を、一番近くで」日本福祉大学 陸上部・髙橋さん」
秋の愛知アジアパラまで約三ヶ月。そろそろ準備が忙しくなってくる頃だと思う。熱い夏になるんだろうなぁ。それにしても、なかなか味わい深い記事だった。こういう子が現場で頑張ってくれてると思うと、俄然観戦に行きたくなる。
7月10日(金)毎日新聞「思春期に「異性への関心」見直し求め1万人超署名 学習指導要領」
これの問題は「異性”だけ”に関心が芽生える」としか読めないことと、それが”普通”であると受け取ってしまうこと、なんだと思う。”だけ”じゃないし、”普通”なんてない。記事では「異性と特定しない書きぶりへの改定を訴えている」とあるから、その書き方はいろいろ工夫できるはず。
7月13日(月)アフター6ジャンクション2「ちょっとクィアなカルチャー紹介映画「ユースフル・ゴースト」by鈴木みのり」
7月10日から上映が始まったタイ映画「ユースフル・ゴースト」の紹介。とても面白かった。亡くなった妻の魂が掃除機に乗り移って、というお話。単なる笑いに留まらず、タイのジェンダー規範、粉塵公害の話など社会的弱者のメタファーを描いた作品。タイにおける性的多様性の理解や、社会性が興味深かった。これは観たい。
7月4日(火)こここ「児童養護施設や里親家庭を巣立った若者たちとつくる「BEE STORY」。〈工房集〉とのコラボパッケージを販売」
素晴らしいプロジェクト。しかも、障害のあるアーティストの創作活動を支援する〈工房集〉とコラボした限定デザインも。これは買うしかない。他界した義父の唯一の形見が蜂蜜だった。彼と蜜蜂たちがコツコツと作ったものだった。その蜂蜜は、彼の孫である私の娘の血肉となって、つい先日食べ終わった。今度はこのBEE STORYの蜂蜜を頂こう。
7月15日(水)カンパラプレス「【青鳥連載 | 4回目】キャッチボール教えてくれよ 養護学校の生徒からそう言われて教わった、私の「壁」」
あー本当に面白かった。先生と選手たちの「当たり前」の壁。学校と学校の「当たり前」の壁。最後にその壁を壊す、とある監督の一言。壁の超え方に近道はない。愚直にぶつかるしかない。だから、それを実行している人を本当に尊敬する。
7月16日(木)Yahoo!ニュース「LGBTQ+当事者比率1割超の時代 学校教育で「性の多様性を教えるべき」が約8割に」
学校教育でLGBTQ+をはじめとする「性の多様性について教えるべき」とした人が約8割にのぼることがわかった。だよね。この調査もそうだし同性婚もそうだし、政治の意思決定者や影響者は、やっぱり民意とかなり離れている。彼らにとって大事なのは国民ではなくて、国という抽象的な偶像(アイドル)なんだろうな。
7月17日(金)VIETNAM.VN「ロボット犬は、視覚障害者の移動を支援する。」
テクノロジーはこういうカタチで活用されるべき。技術ものものはすでに建設現場や危険案件に使われているものではあるけれど、応用の幅が広がっている気がする。軍事利用の予感もするから、科学的な倫理も問われる気がする。そこんとこの話が通じない世情なのが不安。
7月18日(土)Spotlite 「見えなくてもスポーツはできる。見えないからこそおもしろい」
「見えなくてもスポーツはできる。そして、見えないからこそ味わえるおもしろさもある」。「見えないことが問題なのではなく、信頼できていないことが問題だった」。パンチラインだらけの記事。パートナへの信頼、自分自身への信頼。見ているだけではわからない、人間理解の深みを感じた。
7月19日(日)イベント「LGBT+の居場所カルチャー「BALLROOM」を知る2日間」
2026年度港区立男女平等参画センター助成事業(ジャンプ)として、東京・港区で催されたイベントに行ってきた。イベントの触れ込みには「BALLROOMとは、LGBT+当事者を中心に居場所づくりとして発展した、ダンス・ファッション・ランウェイの国際的な文化のこと。様々な立場や背景をもつ人々が集い、互いを理解し、尊重し、連帯する場」とあり。Netflixの「POSE」のような世界を体験できるイベント。これが最高だった。進行は日本語と英語のダブル進行。見た目は派手、内容も派手。でも実はとてもマジメなイベントで、ボールのルール解説や歴史的な問題提起もきちんと。文化に対する理解と敬意を感じる。とても刺激的で、かなり勉強になった。演者も観客も、SOGI、国籍、年代実にさまざまで。オーディエンスの中には若い男性ダンサーからご高齢の女性お二方までいて(しかも服の上下がおそろいでカワイイ)、めちゃくちゃテンション上がったわ。公的な施設でこういったイベントが開かれるのも新鮮。ナイスな税金の使い方。娘は塾の夏期講習で行けず。こっちに連れてくればよかった。

7月21日(火)Steenz「トランスジェンダー当事者のティーンと監督が紡いだ8年間。映画『きっと青春大革命!カルラ8年の記録』レビュー【Steenz Breaking News】」
メキシコ発のドキュメンタリー映画。トランスジェンダーの小学生が成長していく8年間を、同じくトランス男性の監督がともに紡いだ作品。中南米は世界的にもLGBTQ+の権利における法整備が進んでおり、メキシコは全国で同性婚が合法化されている、トランスジェンダーの権利が認められているなど、LGBTQ+フレンドリーな国と言えるらしい。はてさてその実態は。トランスジェンダーの少年の成長譚というのも意義深いし、監督もトランスジェンダーというところも重要。東京・渋谷のシアター・イメージ・フォーラムで上映中。これは必見だわ。
7月22日(水)映画「きっと青春大革命!カルラ8年の記録」
明るくてハッピーで若々しくて、少し苦味の効いた、最高のドキュメンタリーだった。トランス女性の8歳から16歳、さらにその先まで収めた作品。これは間違いなく名作です。

7月23日(木)こここ「その人らしさをそのまま伝える「ユーモア」って? ギリギリアウトから“普通”を広げていく、木ノ戸昌幸さんとの対話」
私は障害福祉施設の〈スウィング〉が大好きで、年会員にもなってるし絵も娘の部屋に飾ってる。この〈スウィング〉のユーモアが大好きで。この記事は、そのユーモアに至るまでの、深くて真摯で真面目なことが書かれている。そうユーモアは地層。その人がどれくらい考えて、そこから軽やかに飛躍していることがわかるんだ。それを自由というのかもしれない。
7月27日(月)カンパラプレス「【挑戦対談】河合純一スポーツ庁長官×青鳥ベースボール部久保田浩司監督 66失点も過去の話。今は1勝を本気で狙う」
やばい。とにかく熱のある記事だった。私の好きな青鳥ベースボール監督と、スポーツ庁長官の対談記事。「66失点、コールド負けは勲章」こう言い切る監督の胆力よ。河合長官も「私にとっては、そもそも「長官」自体が挑戦ですよ(笑)」とのこと。若者は挑戦を続ける大人しか信用しない。これは忘れないでいようと思う。
7月28日(火)ファンケル、視覚に障がいのある方への接客応対を学ぶ動画研修を全国店舗で開始
ファンケルが2026年7月から、視覚に障害のある顧客への接客力向上を目的とした、店舗スタッフ向け研修動画を制作。全国の直営店舗スタッフに向けた配信を開始。素晴らしい。以前、視覚障害者への情報保障を学んでいるという方と出会うことがあって、その方も化粧品会社にお勤めだったことを思い出した。お化粧は人類の歴史と共にある文化。たんなる見た目の話ばかりじゃない。お仕事として蓄積してきた人間理解みたいなものをポジティブに発揮する企業は、好感度があがるわ。

7月29日(水)Spotlite「音を頼りに野球を楽しむ「サウンドベースボール」日本初の大規模練習会を全盲のライターが体験レポート」
ブラインドサッカーはある。ブラインドベースボールはないのか、と常々思っていたら、あった。ピッチャーとキャッチャーがいない。バッターは片手でボールを持ち、手を放して地面に着く前にボールと反対の手に持ったバットで打つ。グラウンドの使い方も違って、守備はホームベースとセカンドベースを結んだラインより、バッターから見て左側だけ。これはとても面白そう。
7月30日(木)ハフポスト「「同性婚」に賛同する企業が700社を突破⇨「司法判断の進展を背景に、企業による具体的な準備フェーズへ」」
2020年に134社から始まった賛同企業・団体数は、企業のDEI推進や日本各地の裁判所による違憲判決を受けて増加中。「同性婚の法制化が現実的なテーマとなる中、企業が実務として『何を、どの部署が、いつまでに対応するのか』を具体的に準備する段階に入りつつあります」とのこと。企業にとって社員の生活は重要。そこに同性カップルや多様なカタチの家族がいるならば、対応はそのまま経営課題になる。人手不足の現在では、それにさらなる拍車がかかる。企業は政府よりずっとリアルに国民を見ている。一日でも早く、結婚の自由をすべての人に。
7月31日(金)東京新聞「手話の国歌 正式版を ろうあ連盟が試行版作り、国に要望」
日本では複数の手話があることなどから国歌の正式な手話言語訳がない。これ、去年のデフリンピックのときに初めて知って、えらく驚いた記憶がある。手話は言語。だから複数ある。そのため一つに定まってこなかったとのこと。手話による国歌について考えられてこなかった、つまり公の場における手話がそれだけ軽んじられてきてしまった、ということなのかもしれない。
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